論文「Assessment of utilization of combined heat and power systems to provide grid flexibility alongside variable renewable energy systems」が発行されました。本年3月に大学院博士前期課程を修了した武下君の修士論文をベースにした論文です。事務所ビル、病院やホテルといった業務施設のコージェネレーションを用いて電力系統へ調整力を提供するというものです。電力系統が必要とする時刻別の調整力を推定するモデルを用い、経済性を考慮し、かつ必要なエネルギーを供給できるようにコージェネレーションの運用を最適化しました。その結果から、コージェネレーションの容量や施設による違いを分析しました。論文はこちらをご参照下さい。